2025.01.31
価格改定について思うこと オムライス3,000円と達磨正宗3,000円
価格改定について考えていて思うこと(この投稿ちょっと長いです)
若い頃に、どこかの酒の会でお金持ちそうなお客さん(男性)から『こんなに安く売ってたらダメだ!普通の人が飲めないくらいの価格にしないと!』と、アホなの?っていう感じで呆れられたことがあり、若かったので「そうなのかなぁ」と思いつつも、でも地元の人が買えないような地酒(達磨正宗の古酒も含めて)ってどうなのよ、と思ったので、買えないほどは高くせずにここまできました。

私の父(達磨正宗の古酒を始めた人)も、超絶高い日本酒のことを聞いたりするたびに「それはダメだな」と言うスタンスです。もちろん、うちの達磨正宗、30年、40年、50年熟成したものなどもあるので、お安いわ~とは言えないけれど、ちょっと飲んでみようかな♪っていう人向けの飲みくらべセットや50mlの小さい瓶の500円とかくらいなのも出しつつここまで来ました。
最近は、色んなところで超高い、何十万もするラグジュアリーな日本酒を見かけたり、東京の3,000円のオムライス(外国の人向けかな)をテレビで見たりするたび、うちの酒は安すぎるかも(;^_^A何年も熟成した日本酒達磨正宗の3,000円の飲みくらべセットと、このオムライスが一緒の値段(;^_^Aって思ってしまうこともあります。
今回、5月に価格改定しますが、そこまで値上げすることはせず、地道に行こうと思いますし、酒蔵周辺の地元の人が、日本酒飲む人が少なくなったとはいえ、達磨正宗・淡墨桜で晩酌するか~って思ってもらえる酒蔵でありたいと思います。そしてどこかに行くときに、うちの地元の酒蔵のお酒だよ、ってお土産でもっていってもらえるような酒蔵になりたいです。

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