Q&A

古酒について

古酒の歴史を教えてください。

歴史は古く、鎌倉時代から江戸時代までは存在し、とても貴重なものとして大切に飲まれていました。
しかし、明治から昭和の戦争中には、厳しい酒税の取立てにより古酒は次第に消えていってしまったのです。
戦後に酒税制度が改正されて、日本酒の古酒は少しずつ復活してきました。

どういうものを「古酒」と呼ぶのかは、法律で決まっているわけではないのですが、長期熟成酒研究会で決めた自主基準は、「満三年以上熟成させた日本酒。ただし増醸酒は除く」となっています。

どうして古酒は貴重品なのですか?

ひとつめに絶対的な量が少ないということが言えると思います。
特に、長期熟成を目指して、酒造りの時点から考えて造られている「古酒」はとても少ないと言ってもいいかもしれません。

ふたつめに、焼酎や泡盛、ウィスキーのような「蒸留酒」(アルコールが高い)お酒は、熟成させるのも容易ですが、日本酒などの「醸造酒」の場合は、アルコール度数も蒸留酒ほど高くないため、何年も熟成させるためには酒蔵独自の工夫や設備も必要です。

ですから20年、30年と時を重ねてきた熟成古酒はたいへん貴重品であり、ゆっくりと飲んでいただきたいと思います。

日本酒は1年経つと「酢」になりますか?

ずばり、日本酒は古くなっても酢にはなりません。
お酢は、米酢の場合は日本酒を造ります、そして「種酢」という酢酸菌を添加して作ります。
ですから、酢=日本酒の古くなったものという考えは間違いなのです。
ただ、生酒などが腐敗すると乳酸が増えてすっぱくなるので、そこからを「酢になった」という勘違いが生まれてしまったのかもしれません。

古酒って売れ残ったお酒なの?

いいえ、売れ残ったお酒ではありません。
達磨正宗では、昭和40年代から熟成古酒造りに取り組み、現在まで毎年のお酒を熟成しております。

味わいと色について

どのような味わいですか?

古酒の味わいは、その年のビンテージによっても違います。
達磨正宗の古酒は色が濃いものほど味わいが深く、後味の余韻も長いという傾向があります。

従来の日本酒と比べると、シェリーや上質の紹興酒、マディラワインなどを思わせるものもあり、味わいに深みがあります。ご自分で始めて楽しむとすれば、いろいろ比べて飲める達磨正宗 飲みくらべお試しセットや、熟成三年などの比較的従来の日本酒と味わいに共通点の多いものをお奨めしています。
また、普段のお好みのお酒がワインや、シェリー等の洋酒などの方には、ほとんどの古酒が抵抗なく美味しく飲んでいただけると思います。

普段が日本酒、特に味わいのスッキリしたタイプのものをお好みでしたら、古酒は味わいが深すぎるかもしれません。もし古酒にもトライしてみようという方は、熟成三年や、達磨正宗 飲みくらべお試しセットをお奨めします。
古酒の味わいも昭和40年代から50年代にかけては、試行錯誤の時代でいろいろなタイプお酒を古酒用に仕込み、熟成させてきました。

ですから、味わいにもいろいろあり、ドライなタイプ、芳醇なタイプとまちまちです。
味わいについては、各ページで詳しく解説してありますのでご参照ください。

なぜ色が濃いのでしょうか?

古酒の色は長い熟成期間のうちに、お酒の中のお米由来のアミノ酸と糖分から自然に出てくる色です。
「木の樽に入れているのですか?」などのご質問をいただきますが、この色は、お酒そのものの自然な色なのです。

色が美しいのでグラスの中でもとても綺麗で、見た目も楽しめます。 ゆっくりとお楽しみください。

どんな味わいのお料理が合いますか?

基本的に、古酒は幅広くいろいろなお料理と合います。
とくに味わいの濃いお料理とあわせるのがよろしいかと思います。
例えば中華料理や、お肉料理、揚げ物などとよく合います。

もちろん、それぞれの古酒の味わいによっても合うお料理が違ってきます。
平成の純米古酒はお米の甘さ美味さがよく出ている古酒なので、お食事中よりは食前酒や、 デザートワイン風にお楽しみいただくことをお勧めしております。
甘口の古酒にはドライフルーツやアイスクリーム、またチーズなどもよく合います。(アイスクリームにかけるお酒も発売しております)

また年代ものの古酒の場合、食後にシガーとあわせて、大人の時間をゆっくりと過ごされるお客様もいらっしゃいます。

古酒を楽しむ温度は?

お酒は嗜好品ですので、基本的にはお客様のお好みでお楽しみいただけます。

あまり冷やしすぎると、多少苦味を呈することがありますので、常温(室温)か冷やすなら15度くらいまでが望ましいかと思います。赤ワインの感覚で冷やしていただければ十分です。

また、お燗にしてもお酒にやわらかさがでますので、40度〜45度くらいまでのぬる燗でお試しください。
古酒の違った面がお楽しみいただけるかと存じます。

ご自宅での保存について

購入後、手元で保存できますか?保存温度は?

例えば、お子様のお誕生年のお酒をお買い上げになったとして、
あと10年でお子様が20歳になられる場合、10年でもお客様のお手元で貯蔵できます。

ただ、長いこと飲まない場合は、封を一切切らずに保存していただいた方が安全です。

あとは付属の箱に入れて、紫外線を避けて熟成してください。
途中で「オリ」がビンの底などに溜まることもありますが、品質的に問題ありませんのでご安心ください。

ワイン等のようにセラーに入れなくてもお部屋の温度で保存できます。
熟成も進んでいきますが、冬の寒さや夏のマンションの暑さなどでも腐ったりはしませんのでご安心ください。

開封後の保存方法は?

ボトルにしっかり栓をしていただき、冷暗所(冷蔵庫でなくてもよい)に置いておいてください。
ボトルに残った古酒も熟成していきますので、しばらくすると、一味違った古酒を楽しめるかもしれません。

開封後、早く飲みきる方がよいですか?

いいえ。達磨正宗の古酒は、蔵の中で十分に酸化熟成をしながらじっくりと熟成させたお酒です。
ですので、そんなに急いで飲みきる必要はありません。

ビンの底に茶色っぽいものが…?

何ヶ月、何年も古酒を貯蔵熟成しているとビンの底に溜まってくるのが「オリ」です。
この「オリ」はアミノ酸成分が豊富な沈殿物です。
ですので、上澄みだけを飲んでいただいて「オリ」はあとでお料理に使ったり(お肉を焼く時のソースにする)、飲む時に瓶を傾け「オリ」を上澄みと混ぜて、一緒に飲んでいただいてもどちらでもけっこうです。

少し飲んだ後、栓をして熟成してもいい?

お酒が大好きな方は、ちょっとだけ飲んでみたい!という衝動に駆られるかもしれません。
でも基本的に一度コルク栓を抜いてしまったら、飲んでしまったほうがよいと思われます。
未来へ」は、おうちで10年・20年と熟成をさせることを前提に瓶詰めされていますので、途中で悪くなったりしないようにビンの中の空気はきれいにしてあります。そのため、一度開封してしまうと、安全に熟成されないかもしれません。
ただ、それを承知の上でしたら、そのまましっかりと封をして熟成させてみてください。
びっくりするほどすっぱくなったり、白い沈殿物(火落ち)が出たりしたら、お料理などに使ってください。飲むには適していません。

「未来へ」は、なぜ中栓にコルクがしてあるのですか?

未来へ」は、お客様のお手元ですばらしい熟成古酒が育てられるように発案されたものです。
達磨正宗の古酒は、熟成古酒は十分に酸素を取り入れて熟成した古酒ですので、お客様のお手元でそれを実現する為に、このキャップが着いています(特許取得)。

製造方法・その他について

熟成するときの容器は?

熟成するときの容器は、ホーロータンクで10年。その後一升瓶に詰めてまた貯蔵します。

熟成させている温度は何度ですか?

熟成中の温度は、蔵の中が夏で最高28度くらいで、冬は3度くらいです。
(お酒の温度ではありません、周りの環境温度です。)
ビン詰めした後の貯蔵コンテナの中も夏は最高26度くらい、冬は3度くらいです。

古酒にするための仕込みとは?

専門的なお話になるので、簡単に説明しますと、達磨正宗らしい古酒を造る為には、「お米の旨みを十分に溶かしきることを意識した酒造り」ということが言えると思います。
また古酒にする為の仕込みでは、通常3段階に分けて仕込むもろみを5段階に分けて仕込んだりして、たいへん丁寧に造っています。
そうすることによって、何年も何十年も寝かせたあとに、やわらかくまろやかで美味しい古酒が出来上がってきます。

贈答・ラッピングについて

古酒2本をひとつのギフトラッピングにできますか?

熟成三年と純米酒のセット以外はセットの箱がありません。ですのでご希望の方には2本のお酒を1つの包装紙で包んでお出ししています。ご注文欄の最後の「備考」欄にお書きください。対応させていただきます。箱によってはできないこともありますので、その場合はこちらからご連絡いたします。

手提げ袋がほしいのですが

手提げ袋が必要な場合は、ご注文画面の最後にある「備考欄」にお書きください。お酒と一緒にお送りいたします。

メッセージカードを白紙でもらえますか?

ご自分で書きたいという方も多くいらっしゃいます。
その場合には「備考欄」に白紙のメッセージカード希望とお書きください。お酒と一緒にお送りいたします

贈る日までにあまり日にちがないのですが?

ビンテージ以外のお酒は通常1日〜2日以内の発送となります。
ビンテージ古酒は在庫が無く、タンクから詰める場合お時間をいただくことがあります。
まずはメールやお電話で在庫をご確認下さい。

オリジナルラベルについて

手元に届くまで何日くらいかかりますか?

オリジナルラベルはご注文をお受けしてから、1週間程お時間をいただいております。お急ぎの場合は、フォームの備考欄に書いて頂ければ可能な限り対応させていただきますが、込み合っている場合などはご希望の日にちに間に合わないこともあります。ご了承ください。
まずはフォームからご連絡頂けますと作業が早く進みます。

赤ちゃんのオリジナルラベル「未来へ」のご依頼フォームはこちら
ご結婚式のご両親へ贈呈ラベル、ご結婚お祝いラベルはこちらから
お誕生日・結婚記念日・還暦祝い・会社設立祝いなどその他のラベルはこちら

どんなデザインになるのか事前に確認できますか?

はい、まずはひな形に沿ってこちらでラベルの見本を作ってから、添付ファイルで送って間違い等無いかを確認していただきます。
ご安心ください。

写真がない場合はどうしたらよいですか?

特に写真が無いという方もいらっしゃいますが、その場合はお名前を真ん中に配置します。
この場合もデザインを見て頂き確認後の出荷となります。

ラベルを頼む方法がよくわかりません。

ラベルの頼み方は2段階に分かれています。
まずはフォームからラベルに入れる文字や写真を指定して下さい。
そして、ホームページの商品ページからお酒を選び、送り先のご住所や支払い方法、ラッピングなどを選択してください。

未来へのオリジナルラベルページはこちらから(「未来へ」はラベル込の料金となっております)
ビンテージ古酒のオリジナルラベルご依頼はこちらから
ビンテージ古酒はお酒を選んでカートに入れてください(ラベルとは別です)

ビンテージ古酒について

急いでいるのですが間に合いますか?

ビンテージ古酒は一度にビン詰めを多くはしませんので、日にちに余裕を持ってお申込みいただくほうが安心です。
ただ、どうしてもこの日までに、急いでいる。。。などご指定がありましたら、まずはお電話かメールでお問い合わせください。できる限り対応させていただきます。

結婚式場に直接届けてもらえますか?

はい、お届け可能です。式場のご住所とご担当者様のお名前、ご両家様のお名前もあれば、よりスムーズにお届けできます。

古酒を初めて飲む人に贈っても大丈夫?

お酒は嗜好品ですので、お気に召すかどうかは正直わかりません。
ただ日本酒の古酒はシェリーや紹興酒にも似ていて、味わい深くお肉料理や中華、チーズやチョコレートなど幅広く楽しんで頂けます。
飲んだことがない方でも、楽しんで頂けるように説明書なども入っておりますので、是非味わっていただければと思います。

すぐに飲まないとダメですか?

古酒は今まで何年も蔵の中で熟成してきたお酒ですので、すぐに飲む必要はありません。
ビンの中でもゆっくりと熟成を進めていきます。
また、少し飲んだあとも冷暗所でしっかりと栓をして保存いただければ多少オリ(アミノ酸成分)がビンの底に沈殿しますが、問題なく熟成できます。ゆっくりとお楽しみ下さい。

200mlと500ml大きさ(外見)は相当違いますか?

ビンテージ古酒の容量は200mlと500mlがありますが、両方ともイタリア、フランス産のガラスに厚みのある重厚なびんを使用しています。200mlも高さが30cm(500mlは31cm)あり、特に小さく感じられないと思います。

ラッピングはどんなものがありますか?

心を込めて贈るものなので、ラッピングも選んで頂けるようにしました。華やかなラッピング、渋めの桐箱や風呂敷(ポリエステル100%の「かれん」レーヨン100%の「みやび」)、もう少しカジュアルに和紙包装などがあります。ぜひラッピングのページをご覧ください。

ビンテージ(年代)によって味わいは違いますか?

当蔵では、昭和40年代後半から日本酒の熟成に取り組んできました。特に昭和50年代にはいろいろなタイプの違う古酒を仕込んで熟成させてきましたので、大変バラエティに富んだ味わいを楽しめます。
逆に平成になってからは、造り方のノウハウが確立し、味わいは安定しています。ただ、根底にある達磨正宗の古酒の味わいは変わりませんので、お肉料理や中華料理、チーズやチョコレートなどと相性がよく楽しんで頂けます。

子供の生まれ年のビンテージに「未来へ」のラベルを貼れますか?

未来へ」が買いたかったけれど、すでにその年号の「未来へ」がなかったというお客様には、「未来へ」のオリジナルラベルを作ってビンテージ古酒にも貼らせていただいています。お気軽にご相談ください。

すぐに欲しいのですが、酒蔵に行けばすぐ買えますか?

酒蔵にはビン詰めしたものが基本的にはございますが、すぐにお渡しできるかはわかりませんので、お電話を頂いて在庫を確認してからのほうが安心です。

記念品等で配るので、まとまった数欲しいのですが?

会社の10周年記念などでお使いいただくことがありますが、その場合は少なくとも3週間前くらい前までにご相談ください。会社のロゴを入れたりするオリジナルラベルもできます。

領収証を発行してもらえますか?

はい、法人様や領収証が必要な方はご希望があれば領収証を発行します。
注文欄の最後の備考欄にお書き添えください。またはメール等でご依頼ください。

達磨正宗について

達磨正宗(岐阜県)は、天保6年創業の日本酒と古酒の蔵元です。
じっくり熟成させた古酒を酒蔵直送でお届けいたします。

白木恒助商店