古酒を世界へ
古酒は海外での評価が非常に高いお酒です。
これは、ワインやウィスキーなど海外には熟成させて美味しくなる酒がたくさんあり、日本酒の古酒にもそれが共通するからでしょう。
達磨正宗の古酒を世界に紹介するための活動を、一部まとめてみましたのでぜひご覧下さい。
FBOセミナーで香港、台湾、北京のお客様に向けての講演
香港、台湾、北京各都市の国際きき酒師の皆さんが日本にいらっしゃいました。
古酒についての講義をさせていただきましたが、皆さん非常に日本酒について詳しく、もっと勉強したいと意欲の高い方ばかりでした。
私ももっと勉強しなくては!と思いました♪
北京 展示会に参加
北京への輸出が始まりましたので(香港経由)海琳堂の楊社長さんと北京の展示会に参加しました。
北京のゴウ社長様はとても日本酒を大切に扱って下さっていて、古酒はまだまだこれからだけれど、味わいはとても評判がいいとおっしゃって下さっていました。
とてもうれしかったです(^^)
折原商店さんの展示会
シンガポールへの輸出が始まったので、さっそく取引先の折原商店さんの展示会に参加してきました。
色々な国の人たちが、日本酒に深い関心と興味を持って参加して下さっていました。
特に女性たちが元気よく、そしていろいろと質問して下さいました。
日本の駐在員の方で、達磨正宗を東京で飲んでおいしかったと言って下さる方もいてとても光栄でした(^^)
香港 インターナショナルワイン & スピリッツ
香港に達磨正宗を輸出して下さっている海琳堂さんが出展されたので、初めて香港に行ってきました。
日本酒への関心の高さに驚きました。古酒ということで大変好評でした。
古酒は中華料理にも合いますので、これからは食との相性も含めてご説明できればと思いました。
パリのレストラン ス・レ・スリジェさん
さくらフランクさんのお店「ス・レ・スリジエ」にお邪魔しました。
閉店後に古酒の試飲を皆で。フレンチと古酒の相性やこれからの可能性について語りました。特に古酒の色や複雑で深い味わいと香りに皆さん驚かれていました。
フランスには輸出はしておりませんが、古酒は受け入れられやすいのではないかと感じました。
イギリス ロンドンで試飲会とマスコミ向けディナー
本格的にイギリスへの輸出が始まりました。さっそく取り扱い先のビヴァンダムワイン様へ訪問。
日本酒の中でも、熟成した「古酒」は驚かれる方も多いのですが、ウィスキー文化があるイギリスではとても高く評価して頂いています。
カクテルベースなどにも使われることも多く、古酒の新たな可能性を勉強させて頂きました。
「世界の100本」の取材がありました。
Pierre Chevrier(ピエレ・シェブリエ)さん。 「世界の100本」というお酒の本を書かれるということで、 来日されて蔵元を数件訪問していらっしゃるそうです。
達磨正宗の古酒の蔵に行ってみるように勧めて下さった方がいらっしゃったそうです。ありがたいことですO(≧∇≦)O 。
ピエレさんは、古酒を飲まれるのは初めてだったのですが、とても気に入って下さって、1979年などは樽ごと欲しいくらいとまで(^^;)
一緒にいらっしゃったカメラマンのミッシェルさんや通訳の小寺さんとも色々お話しして楽しかったです。
出版が楽しみです~(^^)
スペイン 国際料理大会サン・セバスチャン ガストロノミカ
スペインで行われた「サンセバスチャン ガストロノミカ」という国際料理大会で、ソムリエの田崎真也さんが、星付きレストランのシェフや料理関係者が見守る中、この二十年古酒をソースとして使って、豚肉の照り焼きを作りました。
田崎氏:「二十年古酒の香りの中には、みそ、しょうゆ共通の香りがあり、その他にもカラメルの香りなど様々で複雑な香りを有しています。5度~55度まで色々な温度で楽しむことにより、旨味や苦みの感じ方も違ってきるので温度を変えて楽しみながら食べ物とアレンジするとよいでしょう。」
モナコ ソムリエ協会元会長来日
モナコのソムリエ協会の会長を務めていたブルーノさんと、お友達でソムリエのダミアンさんが蔵に訪問してくださいました。
ブルーノさんとは、ニースで一度お会いしたこともあり、久しぶりの再会となりました。ブルーノさんは、父とも面識があるので再会を喜んでいました。
また、おふたりともテイスティングの感想をひとつひとつのお酒についてきちんと感想を述べてくださるので、とても勉強になりました。
イタリア ジェノバに3度目の輸出
イタリアのジェノバにある「velier」さんに3度目の輸出が決まりました。
今回は、2008年の「未来へ」です。イタリア語の裏ラベルで輸出しています。
写真右:VELIERのジャン・リュッカ社長と。
イタリアには3年ほど前から、年に1度ほど出荷しており、これで3回目の輸出となります。これからも続いていくよう頑張ります。
イタリア アルベルトさん
2年前に、トリノのスローフードの達磨正宗のセミナーでお世話になった、アルベルトさんが蔵に来てくださいました。
トリノのセミナーで、気に入って下さったということで、酒造りの見学や、古酒のテイスティングをしていかれました。
古酒はスローフードだ!とアルベルトさん。
見学後、岐阜の鮎の名店「川原町泉屋」さんにお連れしました。
アメリカ ニューヨークのお酒の会
日本酒は今、世界中で「SAKE」としてとても人気があります。
「古酒」も、外国の方には特に評判がいいので 、長期熟成酒研究会のメンバーの有志の方と一緒に、ニューヨークの展示会と有名レストランMEGUのお酒の会に行きました。
日本酒の古酒というものに対して、非常に質問が多かったです。
海外の方はわからないことにストレートに質問なさいます。
とってもよい刺激になり、大変勉強になる会でした。
(写真右:アメリカに向けて輸出している達磨正宗の純米古酒)
イギリス IWCでゴールドメダルを頂きました
世界最大規模・最高権威に評価されるワイン・コンペティションIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)の、日本酒「古酒の部門」で2008年に「達磨正宗ビンテージ古酒 昭和54年 (1979年)」がゴールドメダルをいただきました。
ドイツ ワイン評論家 ピゴー氏 来蔵
ドイツからワイン評論家のピゴー氏が来て下さいました。
その後、ドイツの「フランクフルターアルゲマイネ」という高級紙にピゴーさんのコラム(写真右)が載りました。
< コラム翻訳 >
その味わいのほうが我々にとっては、親しみやすい。
古酒の伝統は、19世紀の酒税法改正により風前の灯であったが、100年の空白を経て個々の蔵元が古酒を復活させようと果敢に挑んでいる。
そんな古酒製造の中でも、指導的な立場にあるのが岐阜市の達磨正宗である。
~中略~
1979年のビンテージは絶品で、ナッツやカラメル、バルサムの深いアロマ、力強いボディと繊細な甘みは同年代のタウニィポートの最高級品を思わせる。
そしてその後、「達磨正宗 ビンテージ古酒 平成元年 (1989年)」が2008年ベストチョイスに選ばれました。
イタリア トリノで達磨正宗のセミナー
イタリアのスローフード協会の大きな大会がトリノであり、その大会の中で、達磨正宗のセミナーを開いて下さるということでトリノへ行ってきました。
世界中のワイン評論家や、美食家、専門家の方が集まるので大変緊張しました。
このセミナーはフランス在住の keiko & maika さんのご尽力がなければありえなかったもので、本当に感謝しております。日本からお酒、岐阜特産のおつまみを送り込んでのセミナーでとても好評をいただきました。
フランス ニースとボーヌで日本酒セミナー
6月にニースとボーヌでフランスのワイン生産者向けの 日本酒セミナーを他の蔵元さんと合同で行いました。ニースでは、松嶋シェフの「K’s passion」で、ボーヌでは、澤畠ご夫妻の「びそう」で行われました。
ワイン生産者の方は、ある意味同業者です。
お酒を造るという点では、同じなので皆さん非常に関心を持ってきき酒してくださいました。
そして、古酒に関しては「日本酒が熟成してこんなにまろやかになるのはなぜ?」など質問をたくさん頂きました。
イギリス ロンドンでお酒のセミナー
このロンドンのお酒の会は、私にとって新婚旅行以来10年ぶりの海外でした。
この時は、横浜君嶋屋さんの「君嶋会」in Londonということで、古酒を6本も持って、飛行機に乗ったのを覚えています。
日本だけではなくて世界中にSAKEが広まりつつあることを、実感できた出張だったと思います。
弊社では、40年以上前から日本酒の古酒造りに取り組んで参りました。
小さな酒蔵ではありますが、古酒に対する愛情と情熱はどこにも負けないと自負しております。
達磨正宗の古酒を取り扱ってみたいと思われましたら、お気軽にご相談下さい。
一時的ではなく、腰を据えてしっかりと達磨正宗の古酒を理解してお取扱いをして頂ける酒販店様を心よりお待ちしております。
担当者:白木滋里(しげり)
TEL:058-229-1008
メールアドレス:[email protected]