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投稿者: daruma.yl

こんにちは、逹磨正宗、淡墨桜の白木滋里(サマンサ)です。
5月のマカオ出張でお世話になった、ウィン・パレスホテルのジャストさんが奥様と一緒に蔵見学に来てくださいました。 私も渾身の英語で(身振り手振り含む)ご案内しましたよ〜〜〜!ジャストさんご夫妻、とっても素敵なおふたりでした。日本は危険な暑さですが、楽しんでくださいね^^

こんにちは、逹磨正宗、淡墨桜の白木滋里(サマンサ)です。

「日本酒を熟成した熟成古酒(じゅくせいこしゅ)って、何年くらいもつんですか?」
蔵を見学された方やイベントでよく聞かれる質問のひとつです。

答えは――
なんと、50年以上経っても美味しく飲めます!

実際、うちの蔵では昭和46年(1971年)に仕込んだ熟成古酒が、今も美しく生きています。
キャラメルのような香り、深くまろやかな味わい、そしてどこか懐かしい余韻。
まるで“時を味わうお酒”なんです。


◆「時の玉手箱」のような1本

逹磨正宗では、年代ごとに熟成させた“ビンテージ古酒シリーズ”を展開しています。
昭和〜平成〜令和…
その年に生まれた人、結婚した人、子どもが生まれた人――
それぞれの人生の節目を、その年のお酒とともに振り返ってみる。

そんなふうに楽しんでいただけたらとても嬉しいです。

日本酒が“時を閉じ込めた玉手箱”になったような感覚。
封を開けた瞬間に、その年の空気、その時の記憶がふわっと立ち上がってくる。
そんな魔法のような一本が、ビンテージ古酒です。


◆ 保存のポイントも、実はシンプル

「そんなに長く保存して、腐らないの?」と心配される方も多いですが、
ポイントさえ守れば、きちんと熟成し続けてくれます。熟成古酒造りにチャレンジし始めた昭和40年代は試行錯誤を重ねながら、いろいろな日本酒を造って熟成させてきました。すごく時間のかかる挑戦でした。そして弊社では基本的に平成以降、お米の旨みを十分に「もろみ」の時に溶け込ませ、甘さ、アミノ酸、酸をしっかり持つ日本酒造りをしています。昭和の時代は色々なお酒があります。吟醸酒、純米酒の甘いの、本醸造のメチャ辛口、それぞれ多様性に溢れ、バラエティに富む昭和の逹磨正宗ビンテージも楽しいです。もっと詳しくは、弊社逹磨正宗蔵元のホームページをご覧ください。

昭和46年のお酒が、今も静かにその味を深め続けているように、
日本酒には、“時間を味方にする力”があるのです。

ビンテージ日本酒は、購入いただいたあとでも、直射日光を避けて、立てて置いておいていただければ瓶の中でも熟成していきます。お子様の生まれ年のお酒を購入して、二十歳で乾杯したという方も多くいらっしゃいます。また、会社の創業記念品(10周年、30周年、50周年)などでもお使いいただいております。

あぁ、この時こんなことがあったなぁ!と懐かしく飲んでもらえるように、瓶の裏ラベルにはその年の出来事も書いてあります。ぜひ、何かの記念があったら、逹磨正宗のビンテージ古酒を贈り物や記念品に使ってみてくださいね。ご不明点があれば、私、蔵元の白木滋里までお気軽にお尋ねください。[email protected]

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酒蔵の軒先に吊るされた、丸くてフサフサした緑(あるいは茶色)の玉。
これ、何か知っていますか?

これは「杉玉(すぎだま)」といって、昔から日本酒に深く関わってきた伝統の飾りです。

うちの酒蔵、逹磨正宗でも毎年新酒のシーズン(2月)になると新しい杉玉を吊るしています。
先日この杉玉について紹介したYouTubeショート動画が、なんと15,000回以上再生されました^^

 


◆ 杉玉は「新酒できました」のサイン!

杉の葉をぎゅっと束ねて丸くした杉玉は、もともと奈良・三輪の**大神神社(おおみわじんじゃ)**が発祥といわれています。
神様にお供えするお酒ができたことを知らせる印として、神社の前に吊るされたのがはじまり。

それがやがて酒蔵にも広まり、「今年もおいしい新酒ができましたよ!」という合図として使われるようになりました。

 

◆ 杉玉の色が変わる?=お酒が熟していくサイン

吊るされたばかりの杉玉は鮮やかな緑色。
それが、季節が進むごとに茶色く枯れていきます。

実はこの色の変化も大事な意味があります。

緑色:できたての新酒

薄茶色:少し落ち着いてきた味わい

茶色:まろやかに熟成が進んだお酒

というふうに、お酒の時間の流れを杉玉が物語っているんです。

逹磨正宗は「熟成古酒」を専門にしている蔵ですから、杉玉のこの“時を刻む姿”に、私たちも毎年、じーんとくるものがあります^^

日本酒にはなくてはならない「杉玉」日本酒を多く取り扱う居酒屋さんとか、日本酒に詳しい酒屋さんとかにも飾られていることありますね。

ちなみに、ちょっと蜂の巣に似てるので「わ〜〜〜!」「きゃ〜〜〜〜!」って小学生が怖がって逃げてったこともあります(≧∀≦)

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こんにちは、逹磨正宗、淡墨桜の白木滋里(サマンサ)です。

ありがたいことに、最近酒蔵見学ツアーのお客様が増えてます。昨日は、また従姉妹の白木恭司(たかし)さんが、お友達と来てくださいました。
なんかこの人たちカッコいいなぁ、シュッとしてるなぁと思ったら、みんなモデルさん(役者さん)だった。
恭司さんもいつのまにかモデルさんになっていて(前は作る方だった)、名鉄の犬山のプロモーションビデオ(CM)や岐阜トヨペットさんのCMでも大活躍😆
YouTubeにアップされてるCM、良かったら観てね。芸名は白木健太郎さんです。健太郎なのね、芸名があるのにも驚いた😆一緒に来てくださった方たちも満足してもらえたみたいでよかったです。ありがとうございました^ ^
・犬山のCM(名古屋鉄道さん)
・岐阜トヨペットさん
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こんにちは、逹磨正宗、淡墨桜の白木滋里(サマンサ)です。

ただいま大垣市にて開催中の「岐阜の日本酒◎イラスト展 2025」に、うちの酒蔵も参加しています!✨

今回の展示では、なんと 当蔵の「淡墨桜」ラベルを、イラストレーターのchococoa(ちょここあ)さんが描いてくださいました!優しくて、どこか幻想的な雰囲気の中に日本酒がしっかりと存在していて、とっても素敵な作品に仕上がっています。


🍶展示会について

この展示会では、岐阜の酒蔵とイラストレーターさんがコラボしたラベルやイメージイラストがずらりと並びます。会場は岐阜市神田町の「Bake A」さん。イートインスペースもあり、ワンドリンク制でお酒やソフトドリンクも楽しめます。
ゆったりと日本酒に親しめる、とてもいい雰囲気の展示です。(日本酒の提供等はありません)


📅会期は6月23日(月)まで!

チラシにも書いてあるとおり、展示は6月23日(月)まで
火曜はお休みなのでご注意くださいね!

ぜひお時間を見つけて足を運んでいただき、
逹磨正宗の「淡墨桜」や、岐阜のいろいろな酒蔵さんの魅力をイラストを通じて感じてみてください✨

きっと、新しい日本酒との出会いがあるはずです。


こんにちは、逹磨正宗、淡墨桜の白木滋里(サマンサ)です。

今月もだるま通信を書きました。ぜひ読んでみてくださいね^^

 日本酒 逹磨正宗・淡墨桜の蔵元のホームページはこちらから

 

今日は酒蔵の前の田んぼで、**酒米「五百万石」**の田植えが行われました!

しかも今年はなんと、スマート農業による“ほぼ自動運転”の田植え機での作業✨
三輪北農産の山口専務が操縦しながら、美しく整った植え付けをしてくださり、私はなんとその田植え機に同乗させてもらいました〜!貴重な体験でした^^

「五百万石」は本来、新潟で多く栽培されている酒米ですが、ここ岐阜市での栽培はけっこう難しいと言われています。
でも、三輪北農産の山口さんはとっても研究熱心で、毎年素晴らしい酒米を育ててくださっています。今年で6年目になります!

現在、うちの酒蔵では五百万石・日本晴・ハツシモ、3種類のお米を育てていただいていて、酒蔵の地元三輪北さんの米100%で日本酒を造っています。米問題などいろいろと頭がいたい問題もありますが、これから先もずっと三輪北のお米で酒造りがやっていけるように、いろいろな問題を日本酒造りの観点から考えて行ければと思います。

田んぼに広がる若い苗たちを見ながら、「今年もいいお米が育ちますように…」と心の中で声をかけました。
秋の収穫、そしてお酒になる日が今から楽しみです🍶

五百万石、元気に育ってね〜〜〜!

こんにちは、逹磨正宗、淡墨桜の白木滋里(サマンサ)です。

先日、小倉ヒラクさんが発信された投稿に、ぐっと胸をつかまれました。
発酵や食、そしてものづくりの現場でいま何が起こっているのか。
私たち酒蔵にとっても他人事ではなく、日々感じていることそのものでした。
今日は、その内容をぜひシェアさせてください。

【これは値上がりの問題じゃない。選択肢がなくなる危機】
発酵デパートメントで起こっていることについて書きます。今年に入ってから、今までのように仕入れられないものが急激に増えて危機感を覚えてます。値上げとかそういう話じゃなく「原料がない」「資材や設備がない」「つくる人がいない」要因が重なり、仕入れられない。これは米だけじゃないんです。

【先日、発酵新幹線の時に酒蔵にきてくださったヒラクさんと、見学の皆さん】

■産業全体が限界に近い
例えば海の問題。秋田はハタハタ漁が壊滅的で、しょっつるがつくれないと連絡がありました。岐阜では暑すぎてアユのなれずしが崩れてしまったとも。宮崎では海の生態系が変わって海藻が取れず、むかでのりが取り扱えません。各地の郷土ずしも魚が取れずに苦労しています。これは今年だけの話じゃない。
もっと身近な食材でもそう。 僕たちのお店では地域のメーカーのものを多く扱っていますが、乾麺は一回あたりこれくらいしか出せない、漬物は一回あたりこれくらい、と上限が出てきています。つくる人が高齢のご家族だけだとこうなる。こういうものほど人気なので負担かけてごめんね、という気持ちです。
資材や設備の問題も厳しい。お酒や調味料を入れるビンも、メーカーが廃業したりラインの廃止で新しく作られないものが出てきました。レトロで可愛い一合瓶のお酒もそのうち見られなくなります。工場の機械が壊れても修理が難しいとか、農業や漁業だけじゃなく食を支える産業全体が限界に近づいている。
■来年からどうなる?
食における「環境」とは自然環境のことだけではありません。働く人の持続性もそうだし、各地域で育んできた産業の仕組みもそうです。原料がない、つくる人がない、資材や設備がない。食のこと、ものづくりのこと、地方のことを長いあいだ軽視してきた結果が今年、2025年に出てしまったのです。
それで来年以降どうなるのか?発酵食品店の視点から見てみましょう。まず味噌などの調味料がめちゃ値上がりします。1.5倍から倍くらいになるかもしれません。しかも国産原料を使う地方のメーカーほど値上げ幅が激しくなります。「こだわりのお味噌」は贅沢品になるかもしれません(たぶんなる)。
お米の問題を一番強く受けるのが日本酒。グレードの高い特定名称酒ほど影響を受けます。これも1.5倍くらいになりそう。嗜好品なので個人で飲むぶんはギリギリ許容できるかもしれません。問題は飲食店。おそらく日本酒一杯の値段を2倍とかににしないと経営が成り立たない。外食で日本酒飲むのは贅沢に。
新しい日本酒に触れるのは居酒屋さんや日本酒バーなので、ここの経営が立ち行かなくなると小売にも影響が出て(とりわけ地方の酒蔵)、これまでなんとか維持してきた日本酒の多様性がピンチになります。しかし来年起こるこの事態を防ぐ手立ては正直ないと思います。つらい
この状況を受けて、蔵が自分で米をつくるようになるかもしれません。しかしそれで解決、というわけではなく日本の農業の構造的問題、スケールしづらい、働く人がいない問題に向き合わざるを得ず、変数が増えて経営を難しくします。
■選択肢がなくなる危機
お味噌や日本酒、漬け物のような伝統食は海外から調達できません。もし国内で作れなくなったら、いくらお金を積んでも手に入らなくなります。今起こっているのは値上げの問題「ではない」のです。そうではなく自分たちの伝統を失い、選択肢がなくなる危機なのです。
酒でも味噌でも大手メーカーは比較的値上げせずに来年を迎えられるかもしれません。ミニマムアクセス米をはじめ安価な原料を優先的に手に入れやすいからです。しかしそれも長くは続かない。自国の原料の選択肢がなくなれば、仕入れ価格が自分たちでコントロールできない外部に依存せざるをえないから。
日々の生活が苦しいなかで安価な輸入食材が増えるのはありがたい、けれどもその裏で自分たちの選択肢がなくなっていくことは認識したほうがいい。僕のタイムラインを見てくれているみんながやるべきことは、選択肢を増やす日々の行動。来年から「終わらない日常」の延長では生きられないのです。
■ではどうしたらいいのだろう?
手前みそな話ですが、発酵デパートメントで扱っている醸造蔵や農家さんを応援してほしい。それぞれの地域のそれぞれの持場で頑張っている人たちがたくさんいます。僕たちのお店で買わなくてもいいので、選択肢を増やす行動を自分のできるぶんだけしていって欲しいのです。必ずしも発酵デパートメントだけじゃない、日本全国に地域のこと、ものづくりのことについて真剣に取り組むお店があります。自分の家に近いそういうお店を見つけて、そこの活動も支えてほしいと思います。
(ちなみに今やっている発酵ツーリズム東海は、参加したみんなに地域で崩壊を防ぐための最前線を見てもらうための企画です)
なるべく前向きに日々活動していきたいと思っていますが、今の厳しい状況を書き残しておくことします。
全国各地の志を同じくするみんな、力をあわせて行動しよう。
PS: 最近の事情を色々話してくれた醸造蔵や一次産業に関わるみんな、どうもありがとう。僕もがんばる

こんにちは、逹磨正宗、淡墨桜の白木滋里(サマンサ)です。

実は…うっかり仕舞い込んでしまっていた、海中熟成梅酒2021
2021年から2022年にかけて、南伊豆の海に沈めていたものです。
在庫として36本あったのですが、なんとそのまま忘れていて…(^^;

先日ふと思い出して、1本開けてテイスティングしてみたところ――
**「えっ、なにこれ…めちゃくちゃ美味しい!!」**とびっくり。
深み、まろやかさ、梅の余韻。海の中で2年近く熟成されたことで、まるで円熟した果実酒のような味わいに。

その様子を見ていた父(白木善次・87歳)がやってきて、
「ほう、どれどれ」とひと口。
その瞬間のリアクションを動画に収めました。ぜひご覧ください^^ 高評価とチャンネル登録もよろしくお願いします(^ ^)



 

ご購入はこちらからどうぞ↓
(動画で紹介の、2021〜2022沈め 海中熟成梅酒 専用ページ)

2022年6月引き上げ分(2021年沈下)、税込11,000円。

(2023年引き上げ分の梅酒は完売しております)

こんにちは、逹磨正宗、淡墨桜の白木滋里(サマンサ)です。

今日はちょっと、どうでもいいようで大事な話をさせてください。
「きのこの山」 vs 「たけのこの里」問題についてです。

私は、はっきり言います。
ぜったい,断然きのこ派です。

でも私のまわりの人、なぜかほぼ全員たけのこ派(^^;
なんで〜〜〜!? わからん。

たけのこって、もっさりしてて、クッキーが崩れる感じがするし、
食べづらくて、口の中に散らかるというか…(※個人の感想です)。

それに比べてきのこですよ。
クラッカーの棒に、チョコの傘。あの美しさ。安定感。
そして私は、あのチョコの部分を前歯でクラッカーから外すのが大好きなんです。
もうそれが「きのこを食べる儀式」と言ってもいいくらい、
外して、最後にクラッカーをポリポリ。たまらんのです。

たけのこ派の皆さん、ここまで読んでくれてありがとう。
でも今日は、声を大にして言わせてください。

きのこ、うまいぞ!!!!

以上、発酵も古酒も関係ない、
私のきのこ愛を語るブログでした(笑)

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