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カテゴリー: おしらせ

こんにちは、逹磨正宗、淡墨桜の白木滋里(サマンサ)です。
5月のマカオ出張でお世話になった、ウィン・パレスホテルのジャストさんが奥様と一緒に蔵見学に来てくださいました。 私も渾身の英語で(身振り手振り含む)ご案内しましたよ〜〜〜!ジャストさんご夫妻、とっても素敵なおふたりでした。日本は危険な暑さですが、楽しんでくださいね^^

酒蔵の軒先に吊るされた、丸くてフサフサした緑(あるいは茶色)の玉。
これ、何か知っていますか?

これは「杉玉(すぎだま)」といって、昔から日本酒に深く関わってきた伝統の飾りです。

うちの酒蔵、逹磨正宗でも毎年新酒のシーズン(2月)になると新しい杉玉を吊るしています。
先日この杉玉について紹介したYouTubeショート動画が、なんと15,000回以上再生されました^^

 


◆ 杉玉は「新酒できました」のサイン!

杉の葉をぎゅっと束ねて丸くした杉玉は、もともと奈良・三輪の**大神神社(おおみわじんじゃ)**が発祥といわれています。
神様にお供えするお酒ができたことを知らせる印として、神社の前に吊るされたのがはじまり。

それがやがて酒蔵にも広まり、「今年もおいしい新酒ができましたよ!」という合図として使われるようになりました。

 

◆ 杉玉の色が変わる?=お酒が熟していくサイン

吊るされたばかりの杉玉は鮮やかな緑色。
それが、季節が進むごとに茶色く枯れていきます。

実はこの色の変化も大事な意味があります。

緑色:できたての新酒

薄茶色:少し落ち着いてきた味わい

茶色:まろやかに熟成が進んだお酒

というふうに、お酒の時間の流れを杉玉が物語っているんです。

逹磨正宗は「熟成古酒」を専門にしている蔵ですから、杉玉のこの“時を刻む姿”に、私たちも毎年、じーんとくるものがあります^^

日本酒にはなくてはならない「杉玉」日本酒を多く取り扱う居酒屋さんとか、日本酒に詳しい酒屋さんとかにも飾られていることありますね。

ちなみに、ちょっと蜂の巣に似てるので「わ〜〜〜!」「きゃ〜〜〜〜!」って小学生が怖がって逃げてったこともあります(≧∀≦)

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今日は酒蔵の前の田んぼで、**酒米「五百万石」**の田植えが行われました!

しかも今年はなんと、スマート農業による“ほぼ自動運転”の田植え機での作業✨
三輪北農産の山口専務が操縦しながら、美しく整った植え付けをしてくださり、私はなんとその田植え機に同乗させてもらいました〜!貴重な体験でした^^

「五百万石」は本来、新潟で多く栽培されている酒米ですが、ここ岐阜市での栽培はけっこう難しいと言われています。
でも、三輪北農産の山口さんはとっても研究熱心で、毎年素晴らしい酒米を育ててくださっています。今年で6年目になります!

現在、うちの酒蔵では五百万石・日本晴・ハツシモ、3種類のお米を育てていただいていて、酒蔵の地元三輪北さんの米100%で日本酒を造っています。米問題などいろいろと頭がいたい問題もありますが、これから先もずっと三輪北のお米で酒造りがやっていけるように、いろいろな問題を日本酒造りの観点から考えて行ければと思います。

田んぼに広がる若い苗たちを見ながら、「今年もいいお米が育ちますように…」と心の中で声をかけました。
秋の収穫、そしてお酒になる日が今から楽しみです🍶

五百万石、元気に育ってね〜〜〜!

こんにちは、逹磨正宗、淡墨桜の白木滋里(サマンサ)です。

先日、小倉ヒラクさんが発信された投稿に、ぐっと胸をつかまれました。
発酵や食、そしてものづくりの現場でいま何が起こっているのか。
私たち酒蔵にとっても他人事ではなく、日々感じていることそのものでした。
今日は、その内容をぜひシェアさせてください。

【これは値上がりの問題じゃない。選択肢がなくなる危機】
発酵デパートメントで起こっていることについて書きます。今年に入ってから、今までのように仕入れられないものが急激に増えて危機感を覚えてます。値上げとかそういう話じゃなく「原料がない」「資材や設備がない」「つくる人がいない」要因が重なり、仕入れられない。これは米だけじゃないんです。

【先日、発酵新幹線の時に酒蔵にきてくださったヒラクさんと、見学の皆さん】

■産業全体が限界に近い
例えば海の問題。秋田はハタハタ漁が壊滅的で、しょっつるがつくれないと連絡がありました。岐阜では暑すぎてアユのなれずしが崩れてしまったとも。宮崎では海の生態系が変わって海藻が取れず、むかでのりが取り扱えません。各地の郷土ずしも魚が取れずに苦労しています。これは今年だけの話じゃない。
もっと身近な食材でもそう。 僕たちのお店では地域のメーカーのものを多く扱っていますが、乾麺は一回あたりこれくらいしか出せない、漬物は一回あたりこれくらい、と上限が出てきています。つくる人が高齢のご家族だけだとこうなる。こういうものほど人気なので負担かけてごめんね、という気持ちです。
資材や設備の問題も厳しい。お酒や調味料を入れるビンも、メーカーが廃業したりラインの廃止で新しく作られないものが出てきました。レトロで可愛い一合瓶のお酒もそのうち見られなくなります。工場の機械が壊れても修理が難しいとか、農業や漁業だけじゃなく食を支える産業全体が限界に近づいている。
■来年からどうなる?
食における「環境」とは自然環境のことだけではありません。働く人の持続性もそうだし、各地域で育んできた産業の仕組みもそうです。原料がない、つくる人がない、資材や設備がない。食のこと、ものづくりのこと、地方のことを長いあいだ軽視してきた結果が今年、2025年に出てしまったのです。
それで来年以降どうなるのか?発酵食品店の視点から見てみましょう。まず味噌などの調味料がめちゃ値上がりします。1.5倍から倍くらいになるかもしれません。しかも国産原料を使う地方のメーカーほど値上げ幅が激しくなります。「こだわりのお味噌」は贅沢品になるかもしれません(たぶんなる)。
お米の問題を一番強く受けるのが日本酒。グレードの高い特定名称酒ほど影響を受けます。これも1.5倍くらいになりそう。嗜好品なので個人で飲むぶんはギリギリ許容できるかもしれません。問題は飲食店。おそらく日本酒一杯の値段を2倍とかににしないと経営が成り立たない。外食で日本酒飲むのは贅沢に。
新しい日本酒に触れるのは居酒屋さんや日本酒バーなので、ここの経営が立ち行かなくなると小売にも影響が出て(とりわけ地方の酒蔵)、これまでなんとか維持してきた日本酒の多様性がピンチになります。しかし来年起こるこの事態を防ぐ手立ては正直ないと思います。つらい
この状況を受けて、蔵が自分で米をつくるようになるかもしれません。しかしそれで解決、というわけではなく日本の農業の構造的問題、スケールしづらい、働く人がいない問題に向き合わざるを得ず、変数が増えて経営を難しくします。
■選択肢がなくなる危機
お味噌や日本酒、漬け物のような伝統食は海外から調達できません。もし国内で作れなくなったら、いくらお金を積んでも手に入らなくなります。今起こっているのは値上げの問題「ではない」のです。そうではなく自分たちの伝統を失い、選択肢がなくなる危機なのです。
酒でも味噌でも大手メーカーは比較的値上げせずに来年を迎えられるかもしれません。ミニマムアクセス米をはじめ安価な原料を優先的に手に入れやすいからです。しかしそれも長くは続かない。自国の原料の選択肢がなくなれば、仕入れ価格が自分たちでコントロールできない外部に依存せざるをえないから。
日々の生活が苦しいなかで安価な輸入食材が増えるのはありがたい、けれどもその裏で自分たちの選択肢がなくなっていくことは認識したほうがいい。僕のタイムラインを見てくれているみんながやるべきことは、選択肢を増やす日々の行動。来年から「終わらない日常」の延長では生きられないのです。
■ではどうしたらいいのだろう?
手前みそな話ですが、発酵デパートメントで扱っている醸造蔵や農家さんを応援してほしい。それぞれの地域のそれぞれの持場で頑張っている人たちがたくさんいます。僕たちのお店で買わなくてもいいので、選択肢を増やす行動を自分のできるぶんだけしていって欲しいのです。必ずしも発酵デパートメントだけじゃない、日本全国に地域のこと、ものづくりのことについて真剣に取り組むお店があります。自分の家に近いそういうお店を見つけて、そこの活動も支えてほしいと思います。
(ちなみに今やっている発酵ツーリズム東海は、参加したみんなに地域で崩壊を防ぐための最前線を見てもらうための企画です)
なるべく前向きに日々活動していきたいと思っていますが、今の厳しい状況を書き残しておくことします。
全国各地の志を同じくするみんな、力をあわせて行動しよう。
PS: 最近の事情を色々話してくれた醸造蔵や一次産業に関わるみんな、どうもありがとう。僕もがんばる

こんにちは、逹磨正宗、淡墨桜の白木滋里(サマンサ)です。

今日はちょっと、どうでもいいようで大事な話をさせてください。
「きのこの山」 vs 「たけのこの里」問題についてです。

私は、はっきり言います。
ぜったい,断然きのこ派です。

でも私のまわりの人、なぜかほぼ全員たけのこ派(^^;
なんで〜〜〜!? わからん。

たけのこって、もっさりしてて、クッキーが崩れる感じがするし、
食べづらくて、口の中に散らかるというか…(※個人の感想です)。

それに比べてきのこですよ。
クラッカーの棒に、チョコの傘。あの美しさ。安定感。
そして私は、あのチョコの部分を前歯でクラッカーから外すのが大好きなんです。
もうそれが「きのこを食べる儀式」と言ってもいいくらい、
外して、最後にクラッカーをポリポリ。たまらんのです。

たけのこ派の皆さん、ここまで読んでくれてありがとう。
でも今日は、声を大にして言わせてください。

きのこ、うまいぞ!!!!

以上、発酵も古酒も関係ない、
私のきのこ愛を語るブログでした(笑)

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必ず二日酔いになる「つまみ」
それは、一休寺納豆です〜!
京田辺市にある一休寺で500年以上前から作られていて、応仁の乱のレスキュー食だったとも言われているそうです。
この黒い粒を淡墨桜純米酒のお燗と一緒にちびちびやっていると、何杯でも飲んでしまう。だから今日は少し二日酔いです。
正露丸みたいに丸めて遊んだり、燗酒に入れて溶かして遊ぶこともできる。
前から大好きだったので、おととい発酵デパートメントさんで見つけてすぐにカゴにいれました。「納豆」とあるけど納豆菌は関与していないそうです。
〜半野外で蒸した大豆を粒ごと麹にして塩漬けにし、麦の粉を振って発酵させる…という手法は、中国の醤(ひしお)の原点の一つである豆鼓(とうち)と似ている、というかほぼ同じ。〜
とにかく、買う機会があったらぜひ買って欲しい逸品です。
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こんにちは、逹磨正宗、淡墨桜の白木滋里(サマンサ)です。

昨日(2025年6月8日)は東京・下北沢にある人気のお店「発酵デパートメント」さんで、
逹磨正宗のテイスティングパーティに蔵元として参加してきました!

ご用意したのは、逹磨正宗 熟成三年十年古酒
飲み比べてくださったお客様たちは、
「お〜全然ちがう!」「まろやか〜」「これはチーズと合いそう」などなど、
一口ごとにふむふむと味の違いを楽しんでくださっていました^^

このオレンジ色の箱のセットは、発酵デパートメントさんに出している

三年、十年、二十年、プラス昭和54年醸造酒の50ML✖️4本セットです。

昭和54年(1979)ビンテージは、私の父が平成元年にフランスに行き、ロマネコンティの社長さんに褒めてもらって、逹磨正宗の熟成古酒に自信を持つことができたという、うちのの酒蔵でも筆頭のスーパービンテージなのです。普通は50MLでは出していませんが、ぜひ飲み比べを楽しんでください。

※弊社のHPからはこのセットは販売していません。

200mlと500mlは販売しています。こちらからご覧ください。

(逹磨正宗の 酒粕塩とオリの塩も販売してもらってま〜す)

そして、私はトークショーも15分ほどやらせていただきました。
以前蔵見学に来てくださった方や、インスタで見てます!という方など、
たくさんの方にお会いできて、嬉しかったです^^

結構観てくださる方いるんだなぁと思って感激しました(^ ^)

そしてイベントの最後には、「アケパ」も開催!
「アケパって何?」という方もいるかもですが、
これは発酵デパートメントさん名物の “開けたボトルをみんなでシェアして楽しもう” というイベント。

参加者さんたちは、店内で購入した日本酒など
ワイワイ、あちこちで楽しそうに飲み比べをされていました♪

私はというと……岐阜羽島から車で来ていたので、残念ながら飲めず!涙
でもその分、納豆やお酢、珍しい発酵食品をいろいろお土産にゲットして帰りました〜。

この酢を購入された方に勧められ、私も買ってみよう!と買ってみました。さっそく使ってみようと思います(^ ^) 20秒の動画も作ってみました〜!

ご参加くださったみなさま、発酵デパートメントさん、
本当にありがとうございました!

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こんにちは、逹磨正宗、淡墨桜の白木滋里(サマンサ)です。

毎日、日本酒製造販売の仕事をしながら、この「未来へ」というお酒のことを考えるたび、このお酒が、誰かの人生の節目や思い出にそっと寄り添えたらいいなと思ってました。というか思っています^^

そんななか、先日とても心温まるメッセージをInstagramでいただきました。
「未来へ2005」を20年大切に保管してくださっていたお客様が、ついに開封されたという内容でした。

ご本人の許可をいただきましたので、お名前や顔は伏せつつ、そのままのメッセージをご紹介させていただきます。


こんにちは。

先日未来へ2005を2025年5月21日友人と開封しました。
私の大事な親友の1人で、20年前にお互いの夢を語り合いながら保管し(親友が)
過ぎ去る月日を楽しみにしておりました。

私は熊本、親友は名古屋と離れ離れの日々を過ごしておりましたが、
会う度に未来への話で盛り上がり(親友は全く箱を開けてない状態で保管)、
どんな色になっているか、どんな味になるのか、想像を膨らませながら、楽しむことができました。

いよいよ開封、開栓の日。
想像以上に黒色で、これは大丈夫か?!っとこれまた盛り上がりましたが、
いざ飲みますと、熟成された大変美味しい紹興酒のような深く甘い味わいで、
あっというまに飲み干してしまいました^ ^

大変素晴らしいお酒・商品をありがとうございました。
次は60歳になるね、っと話しながらまた2025年未来へを購入させていただきました。


これからの20年、とても楽しみです。

感謝の気持ちを伝えたく、メッセージさせていただきました。
ありがとうございました。


こうして「未来へ」が、おふたりの夢や友情の証として生き続けてきたこと、そしてこれからまた20年、新たな時間をともに歩んでくださることが、私にとっても、蔵のみんなにとっても本当に嬉しく、心に沁みる出来事でした。

このお酒を造っていてよかった。
そう思わせていただけるメッセージでした。

本当にありがとうございました。

そしてまた20年後、未来のおふたりに再び乾杯できますように。
心から願っています。


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こんにちは、逹磨正宗、淡墨桜の白木滋里(サマンサ)です。

主役はなんと「ふぐの粕漬け」。それだけでも贅沢なのに、合わせたのは我が蔵の達磨正宗の熟成三年
このふぐの香ばしい旨みと、三年熟成のまろやかさが…びっくりするくらい相性抜群で!

思わず動画を撮ってしまいました(笑)
ほろ酔い気分で語っておりますので、ぜひご覧ください↓↓

ふぐの粕漬けは、今開催されている、発酵ツーリズム東海の岐阜市メディアコスモス会場で買って来ました(^ ^)

ふぐの脂ののった部分と、古酒のしっかりとした旨みが合わさって…
なんていうか、「時間が美味しさをつくる」って、こういうことなんだな〜としみじみ。

やっぱり熟成酒って、和の発酵食品との相性が最強ですね◎
これからも、ちょこちょこ“晩酌研究”していこうと思います^^

こんにちは、逹磨正宗、淡墨桜の白木滋里(サマンサ)です。

ベタ粕(練り粕ともいう)、いわゆる漬物用の酒粕ができましたので詰めました。

こちらは、米の旨味がぎゅっと詰まった、純米酒の酒粕
野菜や魚を漬けると、風味豊かに、なんともいえない美味しさに仕上がります✨

甘めのお酒を搾った時にできる酒粕なので、味わいもほんのり甘くて濃厚。
お好みで「ザラメ」や「みりん」などを加えて、お漬物づくりにどうぞ。
もちろんそのまま食べても美味しいです^^
時間が経つと茶色く熟成し、味わいもさらに深くなりますよ〜!

🛍️【商品名】ベタ粕(練りガス・漬物用酒粕)
📦 1kg:794円(税込)/2kg:1,588円(税込)
📍 原材料:米・米麹(岐阜市三輪北産 ハツシモ・日本晴・五百万石)

熟成の変化もまた、楽しみのひとつ。
冷蔵保存でも、じんわりと色が変化して味が深まっていきます。

「毎年これで漬けるのが楽しみなんです!」というお客様のお声もいただいています。
ぜひご家庭の味づくりに、お試しくださいね😊

ホームページと酒蔵の売店でお買い求めいただけます(^ ^)

 

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