カテゴリー: 古酒
達磨正宗の飲み方、保存方法など商品ごとの動画
2023.05.12- コメント:まだありません | 個別ページ
どうして日本酒なのに色が着いているの?
2023.01.25- コメント:まだありません | 個別ページ
こんにちは、岐阜市の日本酒の蔵元、白木恒助商店の白木滋里です。うちの蔵は、日本酒を熟成させた「達磨正宗」という銘柄を造っています。達磨正宗の古酒の特徴のひとつは「美しい色」です。
日本酒に色がなぜついてるの?
と質問を頂くことも多いですが、この色はお酒の中の自然な糖分とアミノ酸から現れてきます。なので悪くなったわけではなくご心配ないようお願いしますね^^
写真は3年、5年、10年古酒の飲みくらべ風セット。色がだんだん濃くなって味わいもまろやかになっていく、達磨正宗の古酒を楽しんでいただけます。ぜひお試しくださいね^^
日本酒に賞味期限は書いてない?
2023.01.13- コメント:まだありません | 個別ページ
こんにちは、岐阜市にあります達磨正宗・淡墨桜の蔵元、白木恒助商店の白木滋里(しげり)です。
日本酒の裏ラベルをじっくり見たことありますか?実は日本酒には賞味期限がないんです。賞味期限の代わりに
製造年月
という表示があります。これは「瓶詰めした年と月」が書かれているんです。お酒が搾られた年月とかではありません。
なぜ、日本酒に賞味期限表示がないかというと、お酒全般的に言えることなのですが酒類にはアルコールが含まれているので、悪くなりにくい、長期間の保存が可能だからなんです。なので、製造年月(瓶詰めした年月)を書いて、あとは飲む方が自分で判断するということになります^^
うちの酒蔵は、日本酒を長期間熟成させる「古酒」(こしゅ)に51年前から取り組んでいます。なので製造年月が古くなったお酒を見て、びっくりして捨ててしまう方がいると聞くと「とってももったいないですよ~~~!」思ってしまいます。日本酒の熟成した古酒は鎌倉時代から江戸時代まで日本の大切な文化として存在していてとても美味しいものなんです。
もちろん、うちの酒蔵では、日本酒の古酒にするための特別な酒造りをしていますが、通常の日本酒でも、甘口でしっかりした味わいの純米酒なんかは、熟成するととっても美味しくなります。瓶の中でももちろん熟成していくんですよ^^
熟成していく過程で「オリ」と言われる沈殿物が瓶の底にたまることがありますが、これはアミノ酸成分であり、この「オリ」だけを残して飲んで、最後は「オリ」はお料理に使うとすごく料理が美味しくなりますし^^いいことだらけです。
逆に熟成にどちらかというと向かないのは、「生酒」です。加熱処理をしていないお酒は、酵母や酵素が生きていて不安定ですので、冷蔵庫に入れずに長期間保存すると酸っぱくなることがあるので注意してくださいね。あと、吟醸酒や辛口のお酒も好みの問題ではありますが(私はどちらかというと甘口が好きなので)ちょっとお酒の味わいが硬くなる傾向にあります。でも、ちょっと温めて飲んでみるとそれが変身してめちゃくちゃまろやかになったりもします。
なかなか奥が深い熟成の世界ですが、製造年月が古くなった日本酒を簡単に捨ててしまわずに、ちょっと飲んでみて下さい。もしお口に合わないようだったら、料理酒として使いましょう^^美味しいお料理ができますよ♪
達磨正宗・淡墨桜のホームページはこちらから♪
https://www.daruma-masamune.co.jp
古酒はすぐに飲み切らないといけないか?
2021.11.25- コメント:まだありません | 個別ページ
こんにちは、達磨正宗の蔵元、白木滋里です。
達磨正宗の古酒を買ってくださるお客様から、
「古酒を半分くらい飲みました。ワインみたいに早めに飲んでしまったほうがいいですか?」
という質問をよくいただきます。
答えは、
「いいえ、すぐに飲み切らなくても大丈夫です(*^^*)」
そもそも、達磨正宗の古酒は常温で時間をたっぷりかけて、蔵のタンクの中でタンクの上の部分の空気に触れながら熟成していますので、開封後空気に触れても味が急激に変わったりすることがないのです。
冷蔵庫に入れなくても大丈夫ですし、半分とか3分の2飲んだあとでも、そのまま置いておいてOKです。瓶の中で熟成していくので、しばらく忘れておいて飲んでみたら、あれ?またおいしくなっている~~~!ということもありますよ。
ぜひ達磨正宗の古酒を、ゆっくりとお楽しみください(*^^*)