お父さんお母さんありがとう。私が生まれた年のお酒です。
こんにちは、古酒の酒蔵 達磨正宗 7代目蔵元 白木滋里です。
達磨正宗では、昭和46年から日本酒の古酒を貯蔵熟成しています。現在も昭和46年から平成27年までのお酒がすべてあります。ビンテージシリーズを販売したのは、もう30年くらい前です。今はもうないですが、有楽町西武さんの地下一階のお酒売り場「酒蔵」においてもらっていました。
そのときは5種類くらいだったビンテージですが、昭和50年のビンテージからずらりと現在まで発売したのが10年くらい前。始めはラベルも年数のところは手書きだったし、ホームページの写真も全部自分で撮って試行錯誤しつつ、もっと古酒が広まるようにと取り組んできました。
5年ほど前に、ビンもラベルも全部リニューアルしてデザイナーさんにもお願いしてスタイリッシュになった現在のビンテージ古酒。特に最近多いのが
「結婚されるお二人が、ご両親に自分の生まれた年のお酒を贈る」
という使い方です。ほんとに素敵でしょ。私も自分の生まれた年のお酒があったらやりたかったです(^^;)でも、昭和46年より前に生まれてるので、ありましぇ~ん。
先日も、お客様からこんな声を頂きました♪
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しげりさん!
結婚パーティー古酒サプライズ上手く行きました!
嬉しすぎる母は早速次の日に開栓してチビチビ、日本酒好きの父はまだ持ったいなぶって飾っています!笑 本当にありがとうございます!
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この方は、私が海外出張に行ったときにお世話になった女性で。先日結婚されました。ご両親にサプライズで贈ってくださったんです。
本当におめでとうございます♪
さて、
今日は平成元年のお酒をご紹介します。
ことしで28年熟成のこのビンテージは結婚式でのご両親への贈答にも、最近よく選ばれるお酒。
純米酒で、とても重厚な味わいですが、キレもよいので味に締まりがあり、食べ物との相性も幅広く良いお酒です。平成元年のお酒の裏ラベルにはその年の出来事が書いてあります(ビンテージ古酒にはすべて記載があります「未来へ」は除く)
ふむふむ。。。
消費税が導入され、「魔女の宅急便」上映。
私は大学生でした。懐かしいなぁ。あの時にできたお酒がもうこんないい色がついて、とてもまろやかで円熟味を増したお酒になりました。
ビンテージ古酒。時間がいっぱい溶け込んだお酒です(^^)
https://www.daruma-masamune.co.jp/item/vintage/vintage-wedding.html