達磨正宗 輸出先の方にアンケートを行いました
弊社、現在10カ国に輸出しています。先日あるきっかけがあり、輸出先に輸出先での達磨正宗について、アンケートを取ってみました(今回はお答えのあった8カ国について掲載)
質問は3つで、とっても興味深いお答えを色々頂きました。すべては紹介できませんが、一部を紹介させて頂きます。(長文です)
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★現地の方の熟成古酒に対する反応
(アメリカ)
海外ではこれまでも熟成古酒を楽しまれるファンがおります。特にワイン文化に馴染みのあるソムリエや海外のお客様には、ワイン同様、ロングヴィンテージ(長期熟成古酒)に対する付加価値を理解していただいていると感じています。
(イギリス)
ウイスキーやシェリーなどが好きな方は熟成酒文化に通じるところを感じるので非常に好印象。
(ドイツ)
海外市場ではまずは一般的なことを知っていただくのが肝要ですね。ほとんどの日本酒はあまり熟成させないで、フレッシュな味わいを楽しむものだと伝えています。次の段階として熟成酒を紹介してます。
(イタリア)
日本酒飲んだことのある人には非常に好評です。特に達磨正宗は味わいのバランスが良く綺麗に熟成しているので、滑らかでイタリア人が笑顔になる瞬間を楽しませてもらってます。
(シンガポール)
口にするまでは「本当に酒なの?」と半信半疑の方がほとんど。飲まれた方の反応は悪くはないと認識しています。
フレッシュな生酒の人気がある反面、熟成(エイジング)が広く周知できれば販路はあると期待しています。
(ウガンダ)
ウイスキーのような香りだと表現する方もおり、注文されたお客様は非常によろこんでおられます。日本酒を熟成したものだと説明するとほぼ皆さん驚かれます。
(中国)
主に中国、台湾、香港においてとなりますが、非常に評価が高く中華料理ととても合うと人気です。
(フランス)
実は古酒はフランス人の方に人気があるのです。ただ、香りがお醤油やお味噌のような香りが主体の商品が多い。中々フランス人にはなれない香りなので、その点は難しく、改善できないものか?と思うところもあります。それでも販売していて、最近古酒が予想以上にフランス人が好きであることがわかってきました。料理との相性としては非常に使いやすい。旨味がたっぷりあって料理の味を引き立ててくれる。ただ、いざ購入するとなると値段が高い商品が多く、購入になかなか行かないところがあるという実感です。
★現在、達磨正宗はどのようなところで売れているのか
なかなか難しいとしても、遠慮せず書いて下さい。何が難しいのかなども歓迎です。
(アメリカ)
バーやフレンチレストラン、アジアンフュージョンレストラン、あるいはリカーストアなど。(合わせるお料理との相性も重要)特にソムリエなどきちんとお客様へお酒の説明できるお店になると思います。付加価値の高い嗜好品であることを理解していただくためには、もっと様々な形・場面で広め、ブランディングしていくことが重要と思います。
(イギリス)
日本酒のわかったソムリエさんがペアリングなどで日本酒を勧めているレストランでよく売れる。逆にスタッフの日本酒や商品の理解が無いと動かない印象
(ドイツ)
星付きの高級レストランなどでは、コースに合わせてペアリング提供されています。デザートやフォアグラにも合いますね。ベルリンの2つ星レストランのソムリエさんが、達磨正宗2016を気に入ってよく使ってくださいます。
(イタリア)
日本食料理屋さん、イタリア風居酒屋さんです。私どもで初めて荷物が着いたのは2019年12月でした。年が明けてすぐにロックダウン状態に入ってしまい、販売できない状況です。9月あたりからさらに広げていきたいと思っています。
(シンガポール)
折原商店で全ラインナップを店陳しているのですが飲まれる方は少ないです。スタッフが古酒を理解することが最も重要だと考えます。
(ウガンダ)
現在はYAMASENのみで扱っております。サーブの仕方は ・オンザロック(丸氷)・ストレートアップ(with和らぎ水)です。
(中国)
主に飲食店の販売となりますが、一部ネット販売をしています。
(フランス)
お醤油やお味噌のような香りの商品が多いこともあり、この香りではなく、新しい香りが出ないものか?といつも感じております。古酒をフランス人に見せる場合は、香りが感じにくく味をよりよく感じるような、ぐい呑的な器でサービスすべきであると感じております。味わいはワインよりもはるかに料理との相性が深く、また、料理を引き立ててくれるのが古酒の特性なのです。今でもフランスでの販売に関しては、古酒はフレンチレストランやフュージョン系のレストランが主体ですね。
★これからどこに売っていきたいと思っているか。
(アメリカ)
日本料理店の延長というよりも、より洋食、中華、チョコレート、ナッツ類、アイスクリームなどとも相性が良いため、提供の仕方次第では、幅広いジャンルに可能性があると思います。
(イギリス)
和食に限らず飲料と食べ物のペアリングにこだわっているお店や新たな味わいの組み合わせを探しているようなシェフのお店
(ドイツ)
高級レストラン
(イタリア)
やはり日本酒を飲むを文化にするのであれば、自宅で飲まれることですので、小売販売を自分でしたり街中のエノテカ、またイタリア料理屋さんに進めていきたいです。
(シンガポール)
日本のウイスキーが品薄で人気の訳は年代物としての価値だと思います。熟成古酒もヴィンテージという価値が売れる日が来ると確信していますが浸透するまでには時間がかかるのかもしれません。
バーテンダーが居るオーセンティックなBarや商品説明をしっかりできるホテルなどをターゲットにできないかと考えます。
(ウガンダ)
直近の状況としてはコロナで難しい状況ですが徐々に正常化していった際には古酒と料理を合わせるイベントを組んでプロモーションを行う予定です。 また、ウガンダ国内にとどまらずナイロビやタンザニアなど他国展開も考えています。
(中国)ネット販売に力を入れたいと思っています。家飲みの需要が増えているため、家で飲めるお酒として提案していきたいと思っています。
(フランス)
もっとワインショップにだして広げていくのが良いと感じている。もっと語れる物語をつくるべきである。
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上記にお答え下さった取引先さんは、とても大切に達磨正宗の古酒を扱って下さっています。各国で達磨正宗を取り扱いたい等の飲食店さんなどいらしたら、各国のうちのお取引先さんを紹介しますので、お気軽に私までお尋ねください(^-^)
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