2022.10.28
古酒の色はどこから?
こんにちは。古酒の酒蔵 達磨正宗 蔵元 白木滋里です♪
達磨正宗の古酒は、色が綺麗だねって言っていただくことが多いです。
そもそも、無色透明なイメージのある日本酒になぜ色がついているのか。
それも、同じような年代のお酒にも濃かったり淡い色だったりと違いがあるのはなぜ?との質問もよくいただきます。
古酒のこの色は、お酒の中の自然なアミノ酸と糖分(両方ともお米由来)から長年の熟成中に自然に表れてくる色です。木の樽の色?と思う方もいらっしゃいますが、一部の商品を除いて、木の樽には熟成していませんので、木の樽由来ではないんです。
お米の外側をたくさん削って造る吟醸酒のようなお酒は、色が淡い傾向にあります。そして、純米系の甘口のお酒でお米の成分をよりたくさんお酒に溶け込ませている酒造りをしたお酒ほど濃い色があらわれてくるわけです。ですから1年しか造られた年が違わなくてもびっくりするほど色の濃淡に差がでることがあります。
味わいのお好みはありますが、達磨正宗の古酒は吟醸系は少なくて純米系でしっかりした味わいのお酒が多いです。
飲まれるときには、ぜひ色も楽しみながら楽しんでくださいね。
https://www.daruma-masamune.co.jp
達磨正宗のホームページも是非ご覧ください♪