2022.11.26
「未来へ」の熟成温度についてお客様からご質問を頂きました
「未来へ」を何度かお孫さんのために購入して頂いているおじい様から、
『最近の夏は暑いので、米の保管庫(12度)に置いてもいいですか?』
という質問を頂きました。
赤ちゃんが生まれたらご自宅で20年間熟成して、はたちで乾杯するお酒「未来へ」。確かに最近の夏は暑いし、お酒が悪くなってしまわないか心配されるのもすごく分かります。この質問にさっき返事を書いていて、ちょっと気づいたことがありました。私は常温保存を進めているけれど、12度でもいいんじゃないか?おじい様が大切に12度の保管庫で置いておいてくれたお酒もすごく素敵!なので下記のようにお返事しました。よかったら読んでください^^
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達磨正宗の白木恒助商店、蔵元の白木滋里です。お問い合わせありがとうございます。お孫さんのご誕生に合わせ、再度購入していただき重ねて御礼申し上げますm(__)m
保存方法ですが、夏の暑さをご心配される気持ちもよくわかります。最近は本当に暑さが厳しいですし(;^_^A
弊社ではこの商品を1999年から発売しておりますが現在何本かずつ、岐阜の常温で、真夏も保管して(多分一番暑い時では室温が40度くらいにはなると思います)どのようになるか観察ときき酒もたまにしております。
結果としては、お酒自体が悪くってしまったりダメージを受けたりということは今のところ見受けられません。先日も飲みましたが、美味しかったです^^
○○様が保管していらっしゃる12度というのは、お酒を安定して保つためにはとても良い温度だと思いますが、「未来へ」の濃い色にはなりづらいかと思います。でも、12度保存は12度保存なりの安定した美味しさのお酒になると思います(私自身が12度くらいで20年熟成したものを呑んだことがないのではっきり言えずすみませんm(__)m)
そして、このお酒はお孫さんが20歳になって皆さんで乾杯されるときに、味わいよりも
「おじい様が大切に保管してくださった、嬉しいなぁ」
という気持ちを持って飲むものなので、12度で保管していただいても、大丈夫です。
もし、もう少し色が濃くなった方がいいなぁと思われる場合は、真夏には保管庫に置いて頂き、秋から春まではご自宅に置いていただくなど場所を移動していただいてもいいかな、と思います^^ぜひぜひ、二十歳になって皆さんで楽しく乾杯してください^^ご質問ありがとうございました♪また何かありましたら、なんでも聞いてください(^^)
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「未来へ」や「ビンテージ古酒」など贈り物のお酒が多いわが社ですが、お酒にお客さんの「気持ち」が宿ってる~!って、感動します(≧▽≦)