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2024.12.14

五百万石(酒造り専用のお米)は食べたらまずいのか?

こんにちは、逹磨正宗、淡墨桜の白木滋里(サマンサ)です。

うちは日本酒を造っている酒蔵です。岐阜市北部の「三輪北」地区で酒造りを江戸時代からやってます。来年で190年になります。

そんな私の酒蔵では5年前からお酒に使うお米を、蔵のある岐阜市三輪北の田んぼで契約栽培をしてもらうようになりました。日本酒の原料は米ですが、それまでは岐阜県のもう少し遠いところや、滋賀県の日本晴を買ったりしていたんです。

でも、実はずっと、近くの田んぼで収穫されたお米でお酒を造りたいと思っていました。そんな時、この辺りの田んぼで、高齢になったり、色々な都合で自分では米作りをしなくなった方たちの田んぼを預かって耕作している、三輪北農産さんに行く機会がありました。

思い切って社長さんに「日本酒に使う米を契約栽培して欲しいんですが」とお願いしてみると、「いいですよ^^」とのこと!わ〜〜〜い!やっぱりなんでも勇気を出して言ってみるもんだな〜と思いました。

後継者の山口専務(下の写真の方)と色々お話しさせてもらい、今では3種類の米を作ってもらっています。

・ハツシモ(岐阜県のお米で大粒で美味しい 淡墨桜の純米酒に主に使用)
・日本晴(昔からこの日本晴で古酒を造っていました。近年では栽培面積はほとんどなく、滋賀県でほとんどが栽培されていましたが、お願いして造ってもらっています。古酒用仕込みの掛米に使用)
・五百万石(酒造好適米で、古酒用の麹米として使用。新潟で多く作られていますが、この辺りは新潟より暑いので作るのは大変ですが、三輪北農産さんがしっかりと作ってくださるので助かっています)

で、この五百万石ですが、よく酒造好適米は食べてもあまり美味しくない。と言われているから、美味しくないのかなぁと思い、最初に収穫された時、普通に精米して食べたところ、ん?美味しいやん!っていうことで、食用としても売ることにしまして、今に至ります。売店かホームーページからも購入できます。

なぜまずいと言われていたのかを考えると、酒蔵で使う五百万石は、酒造り用に精米されています。なのでそのお米を食べたとすると、外側4割とか5割精米して削ってあり、旨み成分とかがほとんど残っていない=なんか美味しくないなぁとなってしまったのかなって思います。

美味しいか美味しくないかは、ぜひ実際食べてみて判断してみてください。五百万石を食べるように精米して発売中です(^ ^) 今年は玄米で90キロ限りなので、食べて見たい方はお早めのどうぞ♪

おにぎりにする時、うちの酒粕塩や、古酒のオリ仕立ての塩でおにぎり作ってみてください^^

日本酒 逹磨正宗・淡墨桜の蔵元のホームページはこちらから

 

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