剣道の「攻め」とは何なのか?
こんにちは、逹磨正宗、淡墨桜の白木滋里(サマンサ)です。
先日、稽古に行ったら他県から七段の先生がいらしていまして、稽古を付けていただきました。私は、高段者の先生と稽古をする時には「掛かる稽古」をするんだということを言われた(もっと若い頃)ことがあるので、上の先生と稽古する時には、なるべく自分から打っていこうと心がけていました。
稽古が終わって、その先生に挨拶に行くと
「白木さんの剣道は素直な剣道です。でも、多少単調で、リズムが決まっていますね」とも仰いました。
そうなんですよね。いつも同じタイミングで打ってしまう。というか単調。でもこの先生、質問すれば色々教えてくださりそう、、、と思ったので、いっぱい質問しました。
▪️滋里質問
「掛かる稽古」というのが頭にあるので、目上の先生と稽古する時には、先生より先に打とうとしていますが、ぼーっとしていると先生に打たれてしまうので、早く打とうと思っています。だからどんどん打って行きます。
▪️先生曰く、
かかると言う事は、先に打つということではないと私は考える。先に打つと言うよりは先に攻めると言うことです。
▪️滋里質問
先に攻める先に攻めるってどういうことですか?先生と一緒に稽古をすると、先生の攻めが、もう立った瞬間にあるので、もう責められています。
▪️先生曰く
攻めるということは、、、
<この先を忘れてしまった・・・、
稽古が終わってすぐスマホのメモ帳に記録したけどここだけ思い出せなかったんです>
▪️最後に先生が言われたこと
ただ「すっ」とまず入る事は大事です。それも気合いを入れて攻めて入る、じゃなくて無心ですっと入るんです。それはなかなかできませんが、やると良いです。
深い。剣道は深い、というかいろんなことに通じる。昨日も稽古に行きました。楽しかったです。剣道って楽しいね♪