2015.12.12
昭和56年(1981)ビンテージ古酒
今日は土曜日、朝から蔵にお酒を買いに来てくださるお客様が多かったです。やっぱり12月だけありますね。さて、9時半くらいにおひとりでいらっしゃったお客様。ビンテーじ古酒の棚をご覧になって、昭和56年(1981)年のビンテージの日本酒の古酒を買っていかれました。
「プレゼントですか?包装しますか?」
とお聞きすると、自分の生まれた年のだそうです。
ご自分用にご購入でした。
達磨正宗では日本酒のビンテージ古酒が昭和46年からあり(実際販売しているのは昭和50年からです)、ビンテージワインにも負けない品ぞろえになってます(^^)
昭和56年のお酒は、吟醸古酒なので色も黄金色です。純米古酒などと比べると色は薄いです。古酒の色はお酒の中に溶け込んだ自然な糖分とアミノ酸から自然に表れてくる色なんですが、吟醸酒はお米の外側をたくさん削りますので、色があまりつかないんです。色の濃い古酒のほうが、味わいが濃く、特徴があります。吟醸古酒はやさしいさらりとした味わいですね。昭和56年は「ルビーの指環」のヒットなど、なつかしい~!(ビンテージ古酒の裏ラベルにはその年の出来事が書いてあるんですよ)
保存方法や、楽しみ方などいろいろ質問されて、帰っていかれました。お正月に飲んでくださるのかな?
ここのお酒は美味しいと聞いたから♪と、嬉しい四日市からのお客様でした。