古酒とは
もともと古酒は、貴重な酒として鎌倉時代から江戸時代まで珍重され、神仏にも捧げられた神聖な酒でした。
しかし、明治から昭和の戦中にかけて、古酒を造る蔵は次第に消えました。戦後は酒税制度改正とともに、古酒は少しづつ復活しました。
もともと古酒は、貴重な酒として鎌倉時代から江戸時代まで珍重され、神仏にも捧げられた神聖な酒でした。
しかし、明治から昭和の戦中にかけて、古酒を造る蔵は次第に消えました。戦後は酒税制度改正とともに、古酒は少しづつ復活しました。
継承された酒への情熱を古酒に込めて
天保6年(1835年)。江戸時代の終わり頃に創業しました。
以来、岐阜の地で180年間、酒業を営んでおります。
古酒造りに取り組み始めたのは昭和40年代でした。
大手の安い日本酒が各地に参入してきた頃、差別化を図るために六代目は「古酒で勝負しよう」と考えたことから始まりました。
「古酒」といっても、何年も何十年も時間がかかります。
手探りの中で試行錯誤を重ねながら40年超ー
「古酒」に社運を全て賭け、懸命の企業努力を続けてまいりました。
お陰様でその取り組みは成功。
現在では古酒が主力商品となり、日本をはじめ、海外の方にも飲んでいただけるようになりました。
古酒は海外での評価が非常に高いお酒です。
これは、ワインやウィスキーなど海外には熟成させて美味しくなる酒がたくさんあり、日本酒の古酒にも共通するからでしょう。
達磨正宗の古酒を世界に紹介するための活動の一部をまとめましたのでぜひご覧下さい。
江戸時代に創業した蔵元が伝統の味を奏でます。
達磨正宗を代表する酒、「古酒」
古酒に社運の全てを賭け、試行錯誤を重ねながら、
懸命の企業努力を続けてまいりました。
江戸時代から続く蔵元としての誇りとプライド—
古酒はこれらを凝縮して造った唯一無二の酒です。
自然が恵んだ贅沢な味わい
水の都、清冽な水が豊富な岐阜県美濃地方。
達磨正宗の酒は、長良川の支流である武芸川(むげがわ)の伏流水で酒を仕込んでいます。
高度が低く、酒造りに適した「軟水」が豊かなこの水を使って仕込んだ酒は、全国平均よりも濃いめで旨味とコクのある味わいで、まろやかな口当たりが特長です。
国産の日本晴れで造る
達磨正宗の古酒は、日本で最もポピュラーな飯米、日本晴で造っています。
鎌倉時代や、江戸時代には、酒造りに適した「酒造好適米(しゅぞうこうてきまい)」(心白米)などはありませんでした。だからこそ頑固に、日本晴にこだわり造り上げました。
酒造りに全てをかけたものたち